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100年住宅のKES構法

日々の生活のベースとなる住まいは、私たちの暮らしを大きく左右する存在です。
だからこそ、豊かな暮らし・・・・”クオリティ・オブ・ライフ”を実現するためには、何よりも住まいのクオリティを高める必要があるのではないでしょうか。
KESシステムは、そんな想いのなかから誕生しました。
私たちは、”永く快適に暮らせる100年住宅を”をテーマとして人々の暮らしを豊かにするために住まいは何をできるのかをつねに考えています。

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時を経ても決して飽きることのない洗練のデザイン。

KES構法たとえ100年の耐久性を誇る頑丈な家であっても外観やインテリやが時代にそぐわなくなってしまっては誰も喜んで暮らしたいとは思わないでしょう。
このように、永く快適に暮らしていく100年住宅を考えるならば、そのデザイン性は欠くことのできない大切な要素といえます。
そこでKESシステムでは、デザインセンターを設け、次代へと受け継がれるクオリティの高いデザインを日々研究し続けています。外装に用いる部材やインテリア、設備機器は世界各国から厳選。長い年月を経ても決して飽きることのない洗練されたデザインプランをご提案します。

特許構法KESが、丈夫な100年住宅を実現。

住宅の概念を大きく変えた先進の木造構造”KES”とは? KES講法は、我が国が、初めてコネクターを使用した新講法。昭和49年、他社の新工法開発に先立ちプロトタイプとして3階建て300uの実験棟を建設し、その後さらなる研究開発により、昭和63年に現行のKESシステムが完成しました.
日本はもとより、住宅先進国といわれるアメリカ、カナダにおいても特許を取得しており、すでに20年の実績を誇ります。
その特徴は、躯体を柱と梁で支えるポスト&ビーム(在来)工法、壁で支える2×4工法、柱と梁をボルトでつなぐ鉄骨工法のそれぞれの長所を集約した点。柱と梁をオリジナルコネクターでつないだハイブッリド構造で住まいの重量を均一に支えるため、従来の木造住宅に比べてはるかにすぐれた構造強度を誇ります。

KES構法と在来構法の柱の太さの違いKES構法で使用している柱の太さは14cm角
一般的な在来工法で使用される柱は105cm角ですから、一辺あたり3.5cmも太く、その断面積は約1.8倍にもなります。この太さの差による強度の違いは、柱の長さを2.5mと仮定して約2.6倍。
さらに土台や間柱、根太、梁など、あらゆる部材が一般的な在来工法をはるかに上回る断面積を誇り、優れた強度を実現しました。
(※12cm角の仕様もあります。)

在来工法の7.4倍もの力に耐える特許所得のオリジナルコネクター。

従来軸組工法とKES構法の違いKES構法はここが違います
従来軸組工法では「仕口」や「継ぎ手」の加工が必要となり、構造的に重要な柱や梁を削り取る加工が一般的でした。その為、本来木材がもっているはずの強度を弱めてしまい、木造建築の弱点の一つとなっていたのです。 KES構法はオリジナルの接合金物を使用することで解決。柱や梁を大きく削ることなく接合部を頑丈に緊結し、従来軸組工法に比べ接合部強度を飛躍的に高めることに成功しました。

【オリジナルコネクターって?】

KES構法で部材の接合部に用いているのが、日本はもとより、アメリカ、カナダでも特許を取得しているオリジナルコネクター。
その性能は、在来工法の接合部に使用する羽子板ボルトが1.35tの力に耐えるのに対して、なんとその7.4倍、10tもの力に耐えることができます。
また、このコネクターは防錆処理にも万全を期しており、JIS規格最高値の500g/u以上の亜鉛溶融仕上げで、電力会社の送電塔よりも高い防錆効果を併せもっています。

通常住戸を大きく上回る基礎幅。神社仏閣と同様に、柱を基礎に緊結。

基礎公庫で定めた基礎の設計基準は、基礎幅120mm、基礎ベース幅450mmですが、KESの基礎は、基礎幅150mm、基礎ベース幅600mm。 3階建ての場合はさらにゆとりある設計がなされています。 また、柱を基礎に緊結しているKES構法は、日本の伝統工法による神社仏閣と同じく、荷重を直接柱から基礎へ伝えますから、大きい荷重がかかっても土台にメリ込みが生じるようなことはありません。 さらに、床下の通風換気にも配慮し、湿気が建物に影響を与えないようにしています。

実証された耐震性。

いつ襲ってくるかわからない天災、予想のつかない地震。世界的に衝撃を与えた阪神大震災は多くの尊い命を奪いました。 神戸市や大阪に数多くのKES構法の建物がありましたが、火災で大火にのまれた1件を除き、全ての建物が構造自体に損傷がなく、内装の石膏ボードに軽微な損傷だけでした。 頑丈な作りのKES住宅は、周辺の倒壊した建物の中で尊い生命と財産を守り、他工法との比較にならない違いを実証しました。

阪神大震災で実証された耐震性。
周辺の住宅が、ほとんど倒壊する中、唯一無傷で残ったロフト付3階建、N邸(神戸市灘区大和町)

 

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